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アユタヤの静寂に包まれて「ワット・プッタイサワン」で見つけた心の原点

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旅の途中で、ふと足を止めたくなる場所ってありませんか?

アユタヤの「ワット・プッタイサワン」は、まさにそんな“静かな問いかけ”をくれる場所でした。

ここは、観光客が多いアユタヤ中心部から少し離れた、チャオプラヤー川沿いにある古寺。

歴史的には1353年、アユタヤ王朝の初代王「ウートーン王」が自らの居城跡に建立したとされていて、まさにアユタヤの原点ともいえる存在。

だけどこの寺院には、ガイドブックでは伝えきれない“空気”があります。

人の声が遠のき、風の音と僧侶の読経だけが聞こえるこの場所は、喧騒から一歩引いた「心の余白」を与えてくれました。

境内に入った瞬間、まず目を引くのは、空に向かってまっすぐ伸びる純白のプラーン(仏塔)。

その神々しさに、思わず息を呑みました。風にそよぐ旗や、朽ちかけたレンガの回廊。どこか懐かしくて、心がゆっくりほどけていく。

ベンチに腰かけて、ぼーっと空を見上げていた時間――

スマホも開かず、写真も撮らず、ただ「今ここ」にいることを感じる時間。

それがこんなにも贅沢で、尊いものだったなんて、久しく忘れていました。

帰り際、ひとりのお坊さんがにっこり笑って「サバーイディー?」と声をかけてくれました。

その優しさが、まるでこの寺院そのものを象徴しているように感じて、なんだか胸が熱くなりました。

「旅=観光地を巡ること」だと思っていた私にとって、ワット・プッタイサワンは“心の旅”のはじまりでした。

・予定を詰めすぎて疲れてしまったとき

・人の目やSNSの反応に、少しだけ疲れてしまったとき

・ただ、静かに「今の自分」と向き合いたいとき

そんな時にこそ、この場所の優しさに包まれてほしい。

きっと帰る頃には、心がふっと軽くなっているはずです。

あなたの旅にも、こんな「余白の時間」がありますように。

そして、いつかアユタヤの風の中で、静かに笑うあなたに会えますように。

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