
僕が人生に迷ったとき、
向き合うようにしているのは――
**「自分よりも、もっと壮絶に生きた人たちの思考」**だ。
それはただの名言集じゃない。
命をかけて言葉を絞り出した人たちの、**リアルな“脳内の声”**だと思って読んでいる。
✍️ ガンジーの問い
「あなたは、毎日 “何を考えて” 生きていますか?」
「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。」
この言葉を初めて見たとき、
「今日を全力で生きる」と「未来を信じて学び続ける」ことは、
**どちらかじゃなく、両方やれってことか…**と気づかされた。
それ以来、僕は「今日何をやったか」よりも、
**「今日、何を考えて生きていたか」**を毎晩振り返るようになった。
✍️ モンテーニュの問い
「その“正しさ”は、本当に自分のものですか?」
「私が知っているのは、自分が何も知らないということだけだ。」
誰かを否定したくなったとき、
何かに怒りそうになったとき、
この言葉が頭に浮かぶ。
“正義”って、意外と簡単に手に入ってしまうからこそ、危うい。
思考するって、自分の当たり前を疑うことなんだと教えてくれた。
✍️ スティーブ・ジョブズの問い
「今、本当に“自分の人生”を生きてるか?」
「毎日を人生最後の日だと思って生きれば、いつか必ず正解にたどり着く。」
「今日が人生最後の日だったら、それを今からやるか?」
この問いに“NO”が続いたら、
たぶんどこかで、心が置き去りになってる。
だから僕は、選び直す勇気を持とうと思った。
たとえ正解がわからなくても、自分の感覚にはウソをつかないように。
偉人たちの言葉って、
「すごい人のありがたい名言」じゃない。
僕らと同じように迷いながら生きた人の、“思考の断片”だと思ってる。
その断片を、自分の中に少しずつ拾い集めていくと、
人生がちょっとだけシンプルに、でも不思議と強くなる。
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